2003年にMS IN ACTION!!で発売されたザメルの完成版画像集です。完成版と言ってもMS IN ACTION!!は塗装済み完成品なんですが、今回はスミイレ・部分塗装・デカール貼り・ウェザリング・つや消しトップコートを行っています。
まずはぐるりと。
「ガンダムに登場する全MSの中でも、最も砂漠が似合う」ということで砂漠を模したジオラマ風に撮ってみました。が、茶色い紙を使っているので砂漠というより岩山のようになってしまいましたねー。
それにしてもジ・O以上の重量感!そしてジブリ映画に登場する兵器っぽさ溢れるデザイン!ジオン系MSの兵器っぽさが好きな僕としてはたまりません。OVA『機動戦士ガンダム0083 STARDUST MEMORY』の中で唯一プラモデルでキット化されていないのですが、出ることはあるのでしょうか?キット化希望の意見の中でも結構見掛けますけど。
とりあえずガレージキットは高いしデカすぎるので、このMS IN ACTION!!くらいがちょうどいいですかね。これも結構プレ値っぽいですけど僕はオークションで比較的安価で入手しました。
680mmカノン砲は展開したり折りたたんだりできます。折りたたんだ時にちゃんと後方の装甲に固定できるのが良いです!
後方の装甲は取り外し可能!身軽になったぜ
後方の装甲は内部のディテールも良くできています。金と銀のシリンダーは自分でリペイントしました。
後方の装甲を移動砲台にするギミックもあり。これは本来の設定にはなく、MS IN ACTION!!オリジナルらしいです。こういう遊び心いいですね。
ホバーエンジンのような造形のところに放射線マークのデカールなど貼ってみたり。まあ、核燃料使ってないとは思いますけど…笑
デカールはジオンっぽさを意識しました。肩のミサイルランチャーの赤は何も色が付いていなかったのでガンダムマーカーのメタレッドで塗装。
後方装甲や足の裏側のディテールがすごいです。砂漠仕様ということでホバー装置がびっしり。スミイレもなかなか大変でしたけどグッと引き締まりました。
以下は製作風景です。
ウェザリングで砂漠っぽくかなり汚したんですが、プラスチックではなくPVC製なためかツキが悪く、トップコートしたらほとんど消えてしまいました。もっ たいない。しかもトップコート何度か吹いたんですけど、全然ツヤ消えないですねこの素材は。布製のサンドカバー部分だけはツヤを消したかったんですが。
部分塗装は胴体側の腕の付け根の丸い部分と、指や手首の付け根を汎用グレーで筆塗り。あとはさきほども書いた後方装甲内部のシリンダーですね。しかしメタリックのマーカーをキレイに塗るコツ誰か教えて。
設定上頭部や腰、脚部の可動は全然ですが、そのぶん腕はよく動きます。あと分離・移動砲台ギミックなどプレイバリューも高いです。全高27mの大型MSですが、他の1/144キットと比べるとほぼ同じくらいの大きさなのでサイズ感はやや足りてないのですが、プラモで出る気配のない現状としてはこれでかなり満足できますね。